文章理解は知識ゼロでも解ける得点源です。まずは要旨把握・内容合致問題の解き方。設問の指示を読み、段落構造をつかみ、選択肢の言い過ぎを切る手順を身につけます。
文章理解って、結局ちゃんと読めば解けるんでしょ? コツなんてあるの?
コツはあるのよ。
まず本文より先に設問文を読むこと。
『筆者の主張として妥当なものは』なのか『本文の内容に合致するものは』なのかで、探し方が変わるの。
設問が要旨を問うなら筆者の中心的な考えを、内容合致を問うなら本文に書かれた事実との一致を探すわけですね。
そのとおりよ。
次に本文の段落構造をつかむの。
各段落が何を言っているかを一言でメモしながら読むと、どこに主張があるか見えてくるわ。
でも、選択肢がどれも正しそうに見えちゃうときは、どうすればいいの?
そこで大事なのが言い過ぎのチェック。
『すべて』『必ず』『〜だけ』のような強い言葉が入った選択肢は、本文がそこまで断言していないことが多いの。
まず疑ってかかるのよ。
例で見せてよ! ぱっとイメージわかないから。
いいわよ。
たとえば本文が『読書は語彙を豊かにする助けになる』と書いているとするわね。
選択肢に『読書だけが語彙を豊かにする唯一の方法だ』とあったら、これは言い過ぎ。
本文は『助けになる』としか言っていないもの。
本文の『助けになる』を『唯一の方法』にすり替えている。
程度や範囲を勝手に強めた選択肢を切る、ということですね。
そう、それでいいのよ、つむぎ。
逆に本文と反対のことを言う選択肢、本文にない話を持ち込む選択肢もバツ。
『言い過ぎ・すり替え・本文にない』の3つを外していけば、残った一つが答えになることが多いの。
強い言葉を疑う、なんだね。
全部読まなくても、選択肢の方から攻められるんだ。
えへへ、ちょっと楽しくなってきた。
確認クイズ
要旨把握・内容合致問題の解き方として、妥当なものはどれか。
- 設問文を先に読んで問われ方を確認し、『言い過ぎ・すり替え・本文にない』選択肢を消去していく
- 本文だけを繰り返し読み、設問文は解答の最後に一度だけ見ればよい
- 『すべて』『必ず』など強い言葉を含む選択肢は、常に正解とみなしてよい
- 選択肢は本文と部分的に語句が一致していれば、内容が違っても正解と判断してよい
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正解: 1. 設問文を先に読んで問われ方を確認し、『言い過ぎ・すり替え・本文にない』選択肢を消去していく
選択肢1が正しい。設問文を先に読み、言い過ぎ・すり替え・本文にない選択肢を消去するのが定石。選択肢2は誤りで、設問文は先に読むべき。選択肢3も誤りで、強い言葉はむしろ言い過ぎを疑う。選択肢4も誤りで、語句の一致だけで内容を確かめずに正解とはできない。