文章理解の2回目は空欄補充です。接続詞・指示語・語句を補う問題を、前後の論理関係をたどって解く手順を練習します。短い例で感覚をつかみましょう。
空欄補充って、カンで選んじゃうんだけど、それじゃダメ?
カンを根拠に変えましょう。
空欄補充は、空欄の前後関係を見れば論理で決まるの。
特に接続詞の空欄は、前の文と後ろの文の関係を見るのが鉄則よ。
前が原因で後ろが結果なら『だから』、前と後ろが逆の内容なら『しかし』。
関係で決まるということですね。
よく理解したわね。接続詞は文と文の関係を示す道しるべなの。
順接・逆接・並列・添加・言い換え。
どの関係かを見極めれば、入る語は一つに絞れるわ。
例で見てみたいな。
ましろ、言葉だけだとぼんやりしちゃうの。
やってみましょう。
『彼は毎日練習した。
( )、本番では実力を出せなかった。』この空欄には何が入るかしら。
練習したのに出せなかった…あれ、前と後ろが逆じゃん? じゃあ『しかし』?
正解よ、ジャスミン。
前が『努力した』、後ろが『うまくいかなかった』で逆の関係。
だから逆接の『しかし』が入るの。
関係さえ見えれば迷わないでしょう?
指示語の空欄も同じ考え方ですね。
『それ』『この』が何を指すかは、直前の内容をたどれば分かります。
そう、指示語は前に出た言葉を受けるのが基本。
指す中身を空欄に当てはめて意味が通るか確かめるの。
語句補充も、前後と自然につながり、筆者の論の流れに沿う語を選べばいいのよ。
前と後ろの関係を見る。
空欄って、まわりがヒントをくれてるんだね。
えへへ、なぞなぞみたい。
確認クイズ
空欄補充問題の解き方として、妥当なものはどれか。
- 接続詞の空欄は、前後の関係を考えず、語感の良い語を選べばよい
- 接続詞の空欄は前後の文の論理関係で決まり、上記の例では逆接の『しかし』が適する
- 『彼は毎日練習した。( )、本番では実力を出せなかった』の空欄には、順接の『だから』が最も適する
- 指示語の空欄は、直前の内容とは無関係に決めてよい
こたえを見る
正解: 2. 接続詞の空欄は前後の文の論理関係で決まり、上記の例では逆接の『しかし』が適する
選択肢2が正しい。接続詞の空欄は前後の論理関係で決まり、努力と失敗という逆の関係なので逆接の『しかし』が適する。選択肢1は誤りで前後関係を根拠にする。選択肢3も誤りで、逆の関係なので順接『だから』は不適。選択肢4も誤りで、指示語は直前の内容を受けて決める。