国際政治 - 国連の仕組みと日本の外交・条約

国連の主要機関と安全保障理事会の拒否権、主な専門機関、条約締結の手続を整理します。

編集・検証: 行政書士スタディ編集部 公式情報: 一般財団法人 行政書士試験研究センター 制作・検証方針

国際政治では、国際連合の仕組みと主要な国際機関、日本の外交と条約が問われます。安全保障理事会の構造を軸に整理しましょう。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

国連ってニュースでよく聞くけど、どんな組織なの? 世界の政府みたいなもの?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

世界政府ではないの。
主権国家が集まる組織ね。国際連合には全加盟国が参加する総会と、平和維持を担う安全保障理事会などの主要機関があるわ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

安全保障理事会には常任理事国と非常任理事国がありますよね。
常任理事国は5か国で、拒否権を持っている……この理解で大丈夫でしょうか。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ええ、そのとおり。
常任理事国5か国は拒否権を持ち、1か国でも反対すると重要な決議は成立しない。
ここは頻出よ。

雪村 ましろ(しょんぼり) 雪村 ましろ

1か国が反対しただけで決まらないの? …それって、なかなか物事が進まなそうだね。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ましろの言うとおり、それが国連の難しさでもあるの。
大国の合意がないと動きにくい仕組みなのよ。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

国連以外にも国際機関ってあるよね。
WHOとか。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

あるわ。
保健のWHO、労働のILO、教育・文化のUNESCOなど、専門分野ごとの機関があるの。
これらは国連と連携する専門機関ね。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

日本の外交では、条約の締結手続も試験に出ますよね。
条約は内閣が締結し、国会が承認する。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

よく覚えているわね。条約の締結は内閣の権限だけれど、事前または事後に国会の承認が必要なの。
ここも憲法と絡めて狙われるわ。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

国と国の約束にも、ちゃんと手続きがあるんだね。

確認クイズ

国際政治に関する記述として、妥当なものはどれか。

  1. 国連安全保障理事会の常任理事国5か国は拒否権を有し、1か国の反対で重要決議は成立しない
  2. 国連安全保障理事会の常任理事国は、いずれも拒否権を有していない
  3. 条約の締結は国会が行い、内閣の承認を要する
  4. WHOやUNESCOは国連とは無関係に設立された民間団体である
こたえを見る

正解: 1. 国連安全保障理事会の常任理事国5か国は拒否権を有し、1か国の反対で重要決議は成立しない

選択肢1が正しい。常任理事国5か国は拒否権を持ち、1か国でも反対すれば重要な決議は成立しない。選択肢2は逆。選択肢3は誤りで、条約締結は内閣の権限、国会は承認を行う。選択肢4も誤りで、WHOやUNESCOは国連と連携する専門機関である。

香月リサ先生、雪村ましろが桜並木をお散歩を楽しむ様子

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