情報セキュリティは頻出分野です。暗号化の仕組み、電子署名、認証、不正アクセス禁止法、代表的なサイバー攻撃の手口を押さえます。
暗号化ってさ、要は中身を読めなくするってこと?
そう、そこが大事。暗号化は、鍵を持つ人だけが元に戻せるようにデータを変換すること。
方式は大きく2つあるの。
共通鍵暗号と公開鍵暗号ですね。
補足すると、共通鍵は暗号化と復号に同じ鍵を使う方式です。
よくまとめたわね、つむぎ。共通鍵暗号は同じ鍵で暗号化も復号もする方式。
速いけれど、鍵を安全に相手へ渡すのが課題ね。
うぅ〜ん、じゃあ公開鍵っていうのは?
公開鍵暗号は、公開する鍵と秘密にする鍵のペアを使う方式なの、ましろ。
公開鍵で暗号化したものは、対応する秘密鍵でしか復号できない。
鍵を配りやすいのが利点よ。
この仕組みを応用したのが電子署名ですよね。
作成者本人であることと、改ざんされていないことを確認できます。
よく理解しているわ。電子署名には電子署名法があって、一定の要件を満たす電子署名は手書き署名や押印と同等の効力が認められるの。
本人確認の認証と組み合わせて使われるわ。
悪いことをする攻撃もいろいろあるんでしょ?
あるわ。
他人のIDやパスワードを無断で使う不正アクセスは不正アクセス禁止法で禁止されているの。
攻撃手口としては、偽サイトに誘導して情報を盗むフィッシングや、大量アクセスでサービスを止めるDoS攻撃などが代表ね。
鍵をかけて、本人を確かめて、怪しいものに気をつける。
人の暮らしと似てるね。
確認クイズ
情報セキュリティに関する記述として、妥当なものはどれか。
- 共通鍵暗号方式では、暗号化と復号に異なる鍵を用いる
- 公開鍵暗号方式では、暗号化と復号にまったく同じ一つの鍵を用いる
- 公開鍵暗号方式は公開鍵と秘密鍵のペアを用い、電子署名法により一定の電子署名は署名・押印と同等の効力を持つ
- 不正アクセス禁止法は、自分名義のアカウントの使用を禁止する法律である
こたえを見る
正解: 3. 公開鍵暗号方式は公開鍵と秘密鍵のペアを用い、電子署名法により一定の電子署名は署名・押印と同等の効力を持つ
選択肢3が正しい。公開鍵暗号は鍵のペアを用い、電子署名法で一定要件の電子署名は署名・押印と同等の効力を持つ。選択肢1は誤りで、共通鍵は同じ鍵を用いる。選択肢2も誤りで、公開鍵はペアの鍵を用いる。選択肢4も誤りで、同法が禁じるのは他人のIDなどの無断使用である。