社会保障は、年金・医療・介護・雇用保険などで生活を支える仕組みです。少子高齢化との関係と、その財源のあり方を押さえます。
先生、社会保障の全体像を整理したいです。
大きく分けると、どんな柱があるのでしょうか。
日本の社会保障は、社会保険・社会福祉・公的扶助・公衆衛生の4本柱で説明されるの。
中心になるのが社会保険よ。
社会保険って、年金とかのこと?
そう。公的年金、医療保険、介護保険、雇用保険、労災保険。
あらかじめ保険料を出し合って、必要になった人に給付する仕組みね。
年金は、現役世代の保険料で高齢者の給付を支える賦課方式が基本なんですよね。
自分の積立を受け取るのではなく、と。
よく整理できているわ。
今の年金は自分の積立を取り崩すのではなく、現役世代が高齢世代を支える世代間の仕送りに近い仕組みなの。
うぅ〜ん、でも子どもが減って高齢者が増えたら、支える人が少なくなっちゃうよね…?
ましろ、それがまさに核心なの。少子高齢化が進むと、支える現役世代が減って支えられる側が増える。
だから財源をどうするかが大きな課題になっているのよ。
介護保険って、何歳から関係あるの?
介護保険は40歳以上が保険料を負担する制度で、原則65歳以上が介護サービスを受けられる仕組みなの。
数字も押さえておくといいわ。
社会保障の財源は、保険料と税、そして国債などで構成されますよね。
給付と負担のバランスが論点になります。
みんなで少しずつ出して、困った人を支える。
仕組みとしては優しいけど、続けるのは大変なんだね。
確認クイズ
社会保障に関する記述として、妥当なものはどれか。
- 現在の公的年金は、現役世代の保険料で高齢世代の給付を支える賦課方式を基本としている
- 現在の公的年金は、自分が積み立てた保険料を将来自分が受け取る積立方式のみで運営されている
- 介護保険の保険料は、20歳以上のすべての国民が負担する
- 社会保障は公衆衛生を含まず、年金と医療のみで構成される
こたえを見る
正解: 1. 現在の公的年金は、現役世代の保険料で高齢世代の給付を支える賦課方式を基本としている
選択肢1が正しい。公的年金は賦課方式を基本とし、現役世代が高齢世代を支える。選択肢2は誤りで、積立方式のみではない。選択肢3も誤りで、介護保険料の負担は40歳以上。選択肢4も誤りで、社会保障は公衆衛生や社会福祉なども含む4本柱で構成される。