金融と経済指標では、日本銀行の役割、金利、インフレ・デフレ、GDP、為替の基本を押さえます。ここも数字より仕組みが問われます。
日本銀行って、あたしたちが使う普通の銀行とは違うの?
全然違うのよ。日本銀行は日本の中央銀行で、お札を発行できる唯一の『発券銀行』。
それに『銀行の銀行』『政府の銀行』という3つの顔を持つの。
日銀は物価の安定を目的に金融政策を行いますよね。
景気が過熱すれば金利を上げ、冷え込めば下げる。
逆向きに操作するわけですね。
いい理解ね。金融政策で金利を動かして、世の中に出回るお金の量を調整するの。
金利を下げれば借りやすくなって景気を刺激できる、というわけね。
インフレとデフレって、どっちがどっちだったかいつも混乱しちゃう…
インフレは物価が持続的に上がること。
同じお金で買える量が減るから、お金の価値は下がる。デフレはその逆で物価が下がり続けることよ。
物の値段が上がると、お金の価値は下がるのか。
逆に感じてたよ。
よくある勘違いね。
次に国の経済規模を測るGDP。
一定期間に国内で新たに生み出された財やサービスの付加価値の合計よ。
為替も頻出ですね。
円高・円安は、外国通貨に対する円の価値の変化を表します。
ええ。
円高は円の価値が上がること、たとえば1ドル150円が130円になる動きね。
輸入には有利、輸出には不利。
円安はその逆。
方向を取り違えないことが大事よ。
円高で数字が小さくなるの、ちょっとひっかけっぽいね。
気をつけなきゃ。
確認クイズ
金融・経済指標に関する記述として、妥当なものはどれか。
- インフレーションとは物価が持続的に下落し、貨幣価値が上がる現象である
- 1ドル150円から1ドル130円になる動きは、円安である
- 日本銀行は、発券銀行・銀行の銀行・政府の銀行としての機能を持つ中央銀行である
- GDPとは、国民が海外で得た所得のみを合計した指標である
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正解: 3. 日本銀行は、発券銀行・銀行の銀行・政府の銀行としての機能を持つ中央銀行である
選択肢3が正しい。日本銀行は中央銀行として3つの機能を持つ。選択肢1は誤りで、これはデフレの説明。選択肢2も誤りで、1ドル150円→130円は円の価値が上がる円高。選択肢4も誤りで、GDPは国内で生み出された付加価値の合計である。