財政は国のお金の出入りです。歳入・歳出、租税の分類、国債、プライマリーバランス、財政政策の考え方を整理します。数字より仕組みを押さえましょう。
財政って、要するに国のお財布の話でしょ? 入ってくるお金と出ていくお金?
そう、それでいいの。
入ってくるのが歳入、出ていくのが歳出よ。
歳入の柱が税金、つまり租税ね。
租税は直接税と間接税に分けられますよね。
税を負担する人と納める人が同じかどうかが分類の基準になるかと思います。
そう、まさにそれ。直接税は負担者と納税者が一致する税で、所得税や法人税がその例。間接税は負担者と納税者がずれる税で、消費税や酒税が代表ね。
それって…消費税は、払うのはわたしたちだけど、お店が国に納めてるってこと?
まさにそれが間接税の仕組みなの、ましろ。
消費者が負担し、事業者が納める。
だから負担者と納税者がずれるのよ。
税金で足りないときはどうするの?
国債を発行して借金でまかなうの。
ただ借金だから将来返さないといけない。
ここで出てくるのがプライマリーバランスよ。
プライマリーバランスは、国債関係を除いた歳出を、税収などでどれだけ賄えているかを示す指標ですよね。
その理解で完璧よ。
これが均衡していれば、新たな借金に頼らず政策的な支出をまかなえている状態。
財政の健全性を測る目安なの。
景気が悪いときは、国がお金を使って支えることもあるんだよね?
いい視点ね。
不況時は公共事業や減税で需要を増やし、好況時は逆に引き締める。
これが財政政策の基本的な考え方よ。
確認クイズ
日本の財政・租税に関する記述として、妥当なものはどれか。
- 所得税は、負担者と納税者が異なる間接税である
- 消費税は、負担者と納税者が一致する直接税である
- プライマリーバランスとは、国債の元利払いを含めた歳入歳出の総合的な収支をいう
- 消費税は、負担者(消費者)と納税者(事業者)が異なる間接税である
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正解: 4. 消費税は、負担者(消費者)と納税者(事業者)が異なる間接税である
選択肢4が正しい。消費税は消費者が負担し事業者が納める間接税である。選択肢1は誤りで、所得税は負担者と納税者が一致する直接税。選択肢2も誤りで、消費税は間接税。選択肢3も誤りで、プライマリーバランスは国債関係費を除いた収支を指す。